日蓮聖人降誕800年
日蓮宗全国霊断師会連合会

よろこび法話 よろこび法話


#045

祈ることの大切さ
~一心に祈れば花開く~

祈ることの大切さ 祈ることの大切さ

島根県大田市妙蓮寺聖徒団団長
田平 義成

今年の夏の暑さは、記録にも記憶にも残りました。その暑い七月のことでした。小学三年生になる娘が、突然「パパ、いつも仏さんに手を合わせてお祈りしてるよね。私もお祈りしたいことがあるんだけど、どうしたらいいの?」「何をお祈りしたいの?言ってみな、パパが拝んであげるから」「やだ、自分でやりたいの」「じゃあ、仏様に手を合わせてお願い事を言って、最後に南無妙法蓮華経ってお唱えしたらいいよ、これでいいなって思うまで何回でもお願いしてみたら」「うんわかった、ありがと」と部屋を出て行きました。...


#044

四苦八苦する
~苦しみからの感謝~

四苦八苦する 四苦八苦する

愛知県本住寺聖徒団
永田 智瑛

「四苦八苦する」とは「非常に苦労すること」という意味の四字熟語とされています。仏教において「四苦」とは、生まれ、老い、病み、死するという四種類の苦しみです。...


#043

聖徒さんからお手紙を頂いて

長野県経蔵時聖徒団 長野県経蔵時聖徒団

長野県 経蔵時聖徒団
望月 龍賢

身体をもって法華経を読むことを「色読」と言います。日蓮大聖人が法華経を「色読」されたということは、よくお聞きになると思います。

すなわち、日蓮大聖人の法華経の読み方は、口に唱えること、心で読むことにとどまらず、その教説を体験されるものでした。その結果「小々の難は数しらず。大事の難四度なり」(開目抄)というご法難に遭われたのです。...


#042

倶生神と盛運祈願会について

倶生神と盛運祈願会について 倶生神と盛運祈願会について

東京都 感通寺聖徒団
新間 正興

昨年の正月に不思議な体験をしました。夜寝ていると金縛りのように体が動かなくなり、非常に寝苦しくなりました。それだけではなく、心臓がドキドキし、どうしたら良いのか分かりませんでした。その日は一月八日の盛運祈願会が終わった夜で、普段なら寝つきが悪いという事は一切なく、その日に限っての出来事でした。苦しい中ふと横を見ると白いボヤーっとしたものが浮かんでいました。何だろうと思っていると、その白いモヤは消えていきました...


#041

道を弘める

道を弘める 道を弘める

富山市利生寺聖徒団
末吉 正道

日蓮宗富山県青年会(若い僧侶の会)では夏休みを利用して、檀信徒や縁の有る子供達を対象に少年少女修養道場という、次世代への布教を目的とした研修イベントを四十三年前より開催しています。前半は読経練習をしたり、法話を聞いたり、唱題行を行います。後半はレクリエーションやバーベキューなど楽しい時間を過ごします。各都道府県でも寺子屋等の名前で近い内容の研修会が開催されていると思います...


#040

知恩報恩に生きる

知恩報恩に生きる 知恩報恩に生きる

島根県出雲市妙本寺修徒
小山 亮廣

日本は世界でトップクラスの長寿国と言われています。ところが近年、長寿を高齢化と呼び、社会問題として提起されています。そのひとつの事例として、一人暮らしの高齢者による「孤独死」があります...


#039

思い出と祈り

思い出と祈り 思い出と祈り

大分県大分市妙親寺聖徒団
廣田 千城

先日、母方の曾祖母の二十三回忌の法要をお勤めしました。

曾祖母が亡くなった当時、私は六歳で、おぼろげな記憶しかありません。そのような中でも覚えていることがあります。それは師父が曾祖母に対して強く声を掛け続けていたこと、病院独特の薬品の臭いに包まれていたこと、そして漠然と曾祖母が亡くなってしまったという、初めて感じる焦りのような気持ちを持ったことです...


#038

安心とは

安心とは 安心とは

福島県経王寺聖徒団
中田 憲孝

最近何の気なしにニュースを眺めていますと、国家間のトラブルや凶悪犯罪が目につく頻度が高まっているように感じます。

通り魔のような犯罪から誘拐殺人等、例えを挙げれば枚挙に暇がありません。中には個人の力だけでは避けられないこともありますが、これらの危険は決して対岸の火事や他人事では済まされないように感じます...


#037

合掌からはじめましょう

合掌からはじめましょう 合掌からはじめましょう

千葉県南房総市 全昌寺聖徒団団長
亀井 教見

現在日蓮宗では「いのちに合掌」をスローガンに掲げていますが、「合掌」と聞くといつも思い出すことがあります。それはとある本山のお寺で小僧として修行をしていた時のこと。ある日お通夜があり、先輩上人が導師をする補佐役として一緒に出座しました。法要がすすみ、お題目を唱える時にその先輩がこうお話しされたのです...


#036

~三日坊主~

三日坊主 三日坊主

島根県出雲市為久寺聖徒団団長
岡田 法弘

出家しても中途半端な気持ちで修行を極められずに、三日後には俗人に戻ってしまうことから生まれた言葉。

私は今年三十四歳を迎え、僧侶になって十年以上経ちます。三日坊主ではありませんが、性格は熱しやすく冷めやすいタイプで、何か物事を始めてもすぐに飽きてしまいます...


#035

~閉ざされた心
開かれた心~

~閉ざされた心 開かれた心~ 三毒

岩手県遠野市法華寺聖徒団
阿部 是眞

人は悲しいこと、苦しいことが起こると、なぜ自分だけがこんな目にあわなければならないのか。世界の中で自分が一番の不幸者だと感じてしまいます。そのような事が続くと閉ざされた心になり、結果、自分のことしか見えなくなり、他人への思いやりや隣人の苦しみを共有できなくなってしまいます...


#034

お仏壇のお仏飯をいただいていますか?

お仏壇のお仏飯をいただいていますか? お仏壇のお仏飯をいただいていますか?

岐阜県郡上市妙法寺聖徒団団長
三木 一乗

聖徒のみなさん、お仏壇のお仏飯をいただいていますか。どのようにして召し上がっていますか。

日蓮宗の檀徒で夫婦と娘の一家。十年前に九識霊断法を請い、毎朝のお題目による熱誠の祈りを捧げ、八年前に婿を迎えました。五年前には男児を授かり、家族一同に倶生神月守を着帯する聖徒です...


#033

ダンプカーと衝突、生還、そして今がある

ダンプカーと衝突、生還、そして今がある ダンプカーと衝突、生還、そして今がある

愛知県名古屋市常泉寺聖徒団団長
矢島 文昭

それは今から十四年前、平成十五年二月二十五日早朝の出来事です。前日の夜遅くから雪が降り、二~三センチ積もっておりましたが、幹線道路は運転するのに支障はないと皆思っていました。遠寿院大荒行堂が二月十日を以って閉堂し、その事務所に勤めていたお上人や関係者と共に、ご慰労の温泉とゴルフコンペに行く途中の出来事でした...


#032

神秘の扉を開く

神秘の扉を開く 神秘の扉を開く

千葉県我孫子市本妙寺聖徒団団長
若林 壽学

平成二十三年三月十一日、午後二時四十六分、最大震度七の東日本大震災が発生しました。

六年目の平成二十九年三月十一日に、千葉県北部宗務所主催のもと、東日本大震災第七回忌及び熊本地震一周忌慰霊大法要、並びに、復興祈願大法要が執り行われました...


#031

成仏の道を目指す

成仏の道を目指す

東京都西部霊断師会会長
東京都新宿区 清隆寺聖徒団団長
林 重仁

今回は、施餓鬼供養についてお話ししましょう。

さて、施餓鬼とは、餓鬼界に堕ちて苦しんでいる者に施しをするという意味です。「救抜焔口餓鬼陀羅尼経」という難しい名前のお経にその由来があります...


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