お寺に参拝したときや、法事に参列したときなど、焼香をする機会はたくさんあるわね。
お焼香は香を焚いて、香りを仏様に供養するために行う大切なものなのよ。
焼香と同じように、香りを捧げる供養には、香を塗り身体を浄める塗香(ずこう)や生花を供えたり華を撒いて供養する華香(けこう)もあるの。
お焼香の回数は主に三回、焼香によって仏教の三宝である「仏・法・僧」を供養する意味や、仏教の三つの真理「空・仮・中」に倣うという意味、過去、現在、未来に捧げるの意味があるけれど、一番大切なのは心をこめることなのね。
これからも仏様に感謝の気持ちをこめてお焼香をしましょうね。
イラスト 小川けんいち