人が亡くなると、四十九日までのあいだ、1週間ごとに仏様の裁きを受けると言われているわ。
中でも五週間目の三十五日は閻魔大王様の裁きを受けると言われていて、生きていた頃の良い行い・悪い行いを全て報告されて仏様の世界へ入るか、地獄の世界へ入るかを裁かれる大切な日なの。
そんな三十五日目の時に亡くなった人が無事に仏様の世界へ行けるように生きている私達がお題目をお唱えすることで、亡くなった人が無事に仏様の世界へ入れるように追善の供養をするのが三十五日忌法要なの。
「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」という言葉も有名よね~
そして私達の行いを閻魔さまに伝える神様が倶生神様なの。
私も舌を抜かれないようにお題目を唱えながら倶生神月守を持って清く正しく美しく生きていかなきゃ!
イラスト 小川けんいち